復帰へ向けた調整中に、症状がさらに悪化した。イマニュエル・クイックリーのプレーオフ1回戦全休が正式に決定した。
トロント・ラプターズにとって、これ以上ない痛報だろう。クイックリーはニック・ナースのもとでニューヨーク・ニックスに奪われた男だ。そのトレードがラプターズファンの間でどれだけ批判されたか、覚えているファンも多いはずだ。だが彼は移籍先で確かにチームの顔になった。そのクイックリーが、今季最も大事な舞台に立てない。
右ハムストリングの負傷は、復帰調整中に悪化するという最悪のシナリオをたどった。慎重に進めていたはずのリハビリが逆に傷を深めた——これがアスリートにとってどれほど精神的に残酷なことか、バスケをやったことのある人間なら骨身に染みてわかるはずだ。
ラプターズはここ数シーズン、再建フェーズを歩んできた。若手を育て、ドラフトを積み上げ、ようやくプレーオフの舞台に戻ってきた。その象徴的な存在がクイックリーであることは疑いようがない。彼が欠けたラプターズが1回戦をどう戦うか。残されたロスターへの負担は計り知れない。
スコッティ・バーンズ、RJ・バレットたちが何かを証明しなければならない局面が来た。クイックリー不在の穴を埋めるのは、戦術ではなく”意地”しかない。ラプターズというチームが本物かどうか、プレーオフという舞台がすべてを明らかにするだろう。
編集長の眼
ハムストリングの「調整中の悪化」は、フロントと医療スタッフの判断にも疑問符がつく。復帰を急いだのか、それとも単なる不運か。いずれにせよラプターズは今、エースなしで崖っぷちに立たされた。この逆境がチームを本物に育てるか、それとも若さの限界を露わにするか——今季最大の見どころだ。
Source: Basketball King

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