レイカーズのプレーオフ2連勝を牽引した八村塁が、コート外でもやってくれた。第1戦のアリーナ入りで纏ったのは、あのマイケル・ジョーダンのブランドと日本人デザイナーによるコラボアイテムだ。
チーム最長の出場時間。それだけでも十分に語り草になる活躍だが、八村はコートの外でも世界に「日本」を刻んでいる。ロッカールームへ向かうその背中に、日本人の手が生み出した一着を羽織って歩く姿は、もはやアスリート以上の存在感だ。
プレーオフという舞台を忘れるな。NBAで最も注目を集めるこの季節、全米どころか世界中のカメラが選手のアリーナ入りを追いかける。そこで八村が選んだのが「日本人デザイナーとのコラボ」だという事実は、偶然ではないだろう。意図がある。メッセージがある。
ジョーダンブランドとのパートナーシップを持ちながら、そこに日本のクリエイティビティを掛け合わせる。ファッションとバスケットボールが交差するこの瞬間に、八村塁という男の本質が滲み出ている。コートでは鬼気迫るディフェンスとフィジカルなプレーで相手を圧倒し、コートの外では日本のカルチャーを世界へと運ぶ。二刀流どころではない。これは文化の輸出だ。
レイカーズがプレーオフを勝ち上がるたびに、八村の露出は増える。そのたびに、あの一着を纏った日本人の姿が世界に届く。これほど痛快な話が、他にあるだろうか。
編集長の眼
八村塁はもう「NBAで活躍する日本人選手」という枠には収まらない。プレーオフという最大の舞台で、日本人デザイナーの作品を世界に向けて発信する。これはバスケットボールを超えた影響力だ。日本の若いプレーヤーたちよ、彼の背中に映るのはコートだけじゃない。生き様そのものだ。
Source: Basketball King

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